先日、ライザップがサンケイリビング新聞社を買収すると発表しましたね。
サンケイリビング新聞社の株式はフジテレビグループが100%保有していましたので、そこからライザップが80%を取得して子会社化するということです。
サンケイリビングは女性向けのミニコミ紙の印象が強いですね。レイアウトや色使いなど、女性が好むスタイルでキレイに作られています。
この買収によってライザップ関連のサービスや商品の宣伝強化を狙っているのだと思います。たしか、ライザップは2017年頃に「ぱど」というミニコミ紙を買収していますよね。
私の個人的な見方からすると、ライザップはクチコミしやすいタレント起用などTVやメディアを使った宣伝がうまい印象があります。ただし、ライザップの本質的な商品力の強化がどのように進むのかが今後の伸びに大きく影響していくと思います。簡単に言うと、飽きがきていると思うんですよね。ライザップというのが浸透しすぎてしまってマンネリ化している感じです。
まあ、そんなことライザップ側は百も承知でしょうけど。だから、いろいろな分野に進出したり他の企業を買収したり、色々試しながら良い部分を吸収して成長しようとしているのかもしれません。
今の経済は何が起こるかわからないですし、何をしたら正解かもわかりにくい世の中ですから様々なことをやりながら利益をあげていく必要があるのでしょうね。
話を元に戻しますが、サンケイリビング新聞が買収されてしまうくらい紙媒体の広告収入が落ち込んでいるのでしょうね。紙媒体にはがんばってほしいです。