大晦日も迫った昨年末。知人と会った。ビジネスで悩んでいるようだった。
私は知人が悩んでいることは前から知っていたので、知人の強みなどの特徴をレポートにして用意していった。
その知人の会社はネームバリューのある老舗の企業であること、他の人にはない人脈があること。そして最も私が強く伝えたかったのは知人には信頼度が高いということ。依頼したことはきちんとやってくれる。もし万が一、不備やトラブルが起こった時でもその対処をきちんとしてくれる。
そうした信頼度は今後のビジネスにおいて大きな武器となると思う。この人に頼めばきちんとやってくれる、間違いがないという信頼・信用はおそらく信頼度マーカーのような数値で表す時代がきっとやってくると思う。
話は変わるけど、もうすぐ成人式。以前「はれのひ」という会社が成人式当日にトンズラして事件になったけど、もし当時の社長が同じような会社か違う事業を始めたとしても、もう信用できない。その人が経営する会社自体が信頼できない。
また、耐震偽装とか自動車の不正検査とか、そんな不正な経営をしていた当時の社長や役員はもし今後、新しい会社を作ったって信用できない。
信頼度というのはそれだけ企業の命運を左右するものだと思う。
ビジネスの現場においては様々な人がいる。私が嫌いな人は口だけの人間。言うことだけ言って行動しない人は信頼できない。私は信頼できる人というのは行動力のある人で、なおかつ、お客様にマイナスな情報も言える人。メリットだけでなくデメリットも提示してくれる人は信頼できます。
信頼度マーカーのような目に見えるものがあったら、その人の会社に仕事を頼みたいし、一緒に仕事がしたいと思えるんですけどね。
【追伸】昨日のブログに書いた腰の件。だいぶ良くなってきました(^^)