小学生の頃、私はゴルフをして遊んでいた。
と言っても、本物のゴルフではない。
私の実家は茨城の田舎によくある比較的広い庭のある家だったため、庭や家周辺を利用した手作りのゴルフコースを自分で考え整備してプラスチックのボールとオモチャのゴルフクラブでゴルフもどきを楽しんでいた（遊んでいるうち、オモチャのゴルフクラブが壊れたため木の枝を小刀で削って加工したゴルフクラブで遊んでもいた）。
コースをいろいろ設定して作るのが楽しかったし、打ったボールが弓なりになって飛んでいくのが気持ちよかったし、ボールが見事に穴に入ったりするのが快感だった。あの頃は一人で延々と暗くなるまでやっていたと思う。
そんな少年期を過ごしていたのだから大人になってゴルフをやっているのだろうと思われるかもしれないが、ゴルフをやった事がない（シミュレーションゴルフはやった事はありますが）。
たとえばだが、あの当時、そんな様子を見た親が「この子、ゴルフが好きなら本物をやらせてみたらどうだろう？」とやらせてもらっていたらどうなっていたのだろうか？
あの当時、近所の子供たちは缶蹴りやドロケイなどで遊んでいた時代。子供の遊びでゴルフをして遊んでいた子供って珍しかったのではないか？（っていうか、私は子供の頃から変わっていた？）
まあ、でも、何かを作り出す面白みを子供の頃から体験していたから、今の私がある。今の私のベースを作ってくれた大事な時期だったのかもしれない。皆さんの少年期はどんな感じでしたか？
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