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付加価値のつくりかた

 

『付加価値のつくりかた』

(田尻望 著、かんき出版)

 

面白くて

一気に読んでしまいました。

 

付加価値とは

プラスアルファ的なものだと

思っていましたが

ちょっと違っていました。

 

ビジネスにおける

付加価値の考え方の

参考になりました。

 

高収益を生み出すキーエンス

 

この著者は

元キーエンスのエンジニア。

 

ちなみにキーエンスは

電子機器の会社です。

 

工場の自動化用センサを中心に

測定器や画像処理機器の

企画・設計・開発・生産を

行っています。

 

取引企業は

全世界で30万社以上。

 

22年3月期の

売上高は7552億円。

 

売上高に対する

営業利益比率は

驚異の55.4%。

 

かなりの利益率です。

 

キーエンスのスゴいところは

構造(仕組み)によって

この利益率を会社全体で

生み出している点。

 

つまり

営業、商品企画開発、

マーケティング、

人事に至る全ての部署が

お客様に付加価値を提供するために

構造化(仕組み化)されています。

 

構造(仕組み)が

しっかり整っているため

何度でも再現性を持って

付加価値を生み出せるのです。

 

↑j-cast.comの記事に

キーエンスについて

少し紹介されていましたので

リンクを貼っておきます。

 

キーエンスでの仕事は

再現性を高めるための

決まりというか、

やり方があるようです。

 

それはそうですよね?

 

これだけの成果を出すには

相当の仕事量、仕事内容を

こなさないと難しいでしょう。

 

だからこそ

キーエンスの従業員は

平均年収2,000万も

いただけるのでしょうね。

 

本から学んだこと

 

冒頭でも申し上げましたが

この本を読んで

「付加価値」に対する考え方が

変わりました。

 

ここでは

紹介できませんが

ビジネスの本質を突いた

有益な内容の本でした。

 

高収益会社の考え方や

ノウハウですので

説得力がありますね。

 

大変勉強になりました。