私は広告の仕事に
携わり20年以上になります。
それほど多くはありませんが
お仕事をさせていただいた
お店や会社の中で、
とても良い商品、サービスを
提供していたのに
廃業してしまったところが
いくつかあります。
「こんな美味しい料理を
出しているのに
なぜお客さんが来ないのだろう?」
「なぜこんな良いサービスを
提供しているのに
仕事が来ないのだろう?」
と思ったのを
今も覚えています。
良いもの、良いサービスだから儲かるわけではない
そうした廃業する店や会社を
目の当たりにし、
商売って難しいものだなと
あらためて感じました。
良いもの、良いサービスを作れば
自然とお客様が来るわけではなく、
自分の店や会社の存在を
多くの人に知ってもらい、
利用してもらえなければ
商売として成り立ちません。
こだわりの
商品やサービスだと言っても
売上げが上がらなければ
商売の継続は難しいのです。
宣伝もせず美味しいランチを提供していた飲食店
そういえば、以前、
「うちは広告はあまりやらなくて
いいんだよ。クチコミや紹介で
来てくれりゃあいい。」
と話していた飲食店の店主がいました。
昼はとても美味しいランチを提供し、
夜は居酒屋をされていました。
私はランチしか
利用していませんでしたが
そんなに美味しいのに
ランチ時間は
いつもややガラガラ。
でも私は内心、
「あまり混んで欲しくないな」
と思っていました。
(店主さん、ごめんなさい)
その飲食店は
その後3年くらいで
廃業してしまいました。
効率的に広告宣伝費(販売促進費)を使っていますか?
商品やサービスが
どんなに良くても
お客様に認知されなければ
販売や売上げにつながりません。
とはいえ、
認知されていたとしても
問合せの獲得や集客、購入という
目的達成のためには
見込み客に
アクションを促す必要があります。
そこで使われる費用が
広告宣伝費(販売促進費)
というわけです。
あなたが事業主でしたら
そうした広告宣伝費(販売促進費)の
予算を効率よく立てていますか?
私が広告の仕事をやっているから
こう話しているわけではなく、
広告宣伝費は
あなたの商売を維持、発展させる上で
必要不可欠な費用だと思います。
広告宣伝費の「費用」の割り出し方
広告宣伝費の
最も簡単な決め方として
「売上げ×一定の割合(%)=広告宣伝費」
という出し方が一般的かと思います。
一定の割合(%)は
業界ごとに比率が異なり、
・通販、サービス業:15%〜20%
・化粧品業:15%〜20%
・流通業:1〜3%
・不動産業:4%
・外食、関連サービス業:5%
・自動車業:1〜2%
となっています
(あくまでも目安です)。
上記に挙げた数字は
あくまでも目安としてとらえ、
あなたが今かけている宣伝費が
多すぎるのか、抑えすぎているのかを
確認するといいと思います。
また、
広告宣伝費は一定にするのではなく、
業界ごとに繁忙期もあるので
時期ごと、あるいは
キャンペーンごとに
広告宣伝費の金額を増減させると
より効率的に使えると思います。
必ず効果測定をし、費用対効果をチェックする
広告宣伝費を使う上で
大事なのは
かけた予算に対して
どれくらい利益に繋がったのか。
広告手法はさまざまありますが
それらを使った際、
必ず効果測定をし、費用対効果を
チェックするとよいでしょう。
広告手法によっては
ある程度期間をやってみないと
効果が見えにくいものもありますが
ある程度やったら
そこで検証を行い、
さらにそこに改善を加えて
再度実行し、また効果測定をする。
この繰り返しが大事です。
専門用語を使うなら
PDCAをまわすということでしょうか?
Plan→ Do→ Check→ Actの
4つをうまく回すことで
あなたのビジネスに合った
効果的な宣伝手法が見出せます。
文章が長くなってしまいましたね💦
今日は
広告宣伝費(販売促進費)について
書いてみました。
何かの参考や
良い気づきになれば幸いです。
ブログ読んでいただき
ありがとうございます。
今後もビジネスや日常で
気づいたことを発信していきます。
また、リスティング広告など
ご興味ありましたら
お気軽にお声がけください。
宣伝でお悩みの方も
お気軽にご相談ください。
お待ちしております。
ではまた。