映画
『エブリシング・エブリウェア・
オール・アット・ワンス』
観てきました。
この映画は
第95回アカデミー賞に
10部門11ノミネートされ、
・作品賞
・助演男優賞
・助演女優賞
・脚本賞
・編集賞
・監督賞
・主演女優賞
を受賞した作品です。
のちほど
ストーリを紹介しますが
こうした作品内容で
作品賞を獲得したのは
快挙だと思います。
主演女優賞を受賞した
ミッシェル・ヨーは
中国系マレーシア人。
上記のポスターの
真ん中に写っている女性です。
アジア系で初の
主演女優賞を獲得しました。
この受賞は
とても価値があると思います。
しかも
ミッシェル・ヨーは60歳にして
この名誉なタイトルを獲得。
彼女のアカデミー賞
授賞式のスピーチが
とても印象的でしたので
少し紹介します。
「ありがとう。
この授賞式を見ている、
私のような見た目の少年少女たち。
このオスカー像は希望の証。
夢を大きく持てば、
必ず叶うという証です。
そして女性のみなさん、
全盛期が過ぎたなんて
誰にも言わせてはいけません。
ネバー・ギブアップ!」
夢とパワーを与えてくれる
感動的なスピーチでした。
さて、、、
この映画のストーリーを
ざっくり説明しますね。
(ご覧になってない方も
いると思いますので)
倒産寸前の
コインランドリーを経営する
中国系移民の主婦エブリンが
世界と家族を救うため
並行世界(マルチバース)
にはびこる悪に立ち向かう
ストーリーです。
マルチバースとは
自分たちの世界とは別に
他の世界が並行して
無数に存在する
という考え方のこと。
この映画は
マルチバースというSF要素も
取り入れながら、、、
トリッキーでバカバカしくて
カッコよくて、泣けて
人間愛や生きる本質を感じさせて
なんだかいろんな意味で
ぶっ飛んでいました。
賛否両論
分かれそうな感じがしますが
私は面白かった。
観終わって、、、
人生には
いくつもの分岐点があります。
もしかしたら
別の人生を歩んでいたかも
しれない。
でも、、、
結局、今ある現実を
受け入れることが
大事なんだなと感じました。
人、地位、財、環境、
変えられるもの、
変えられないもの、
その中で私らは
どう生きていくか。
そのためには
自分自身が変わらないと
楽しめない人生もある。
そこから
始まるんでしょう、
本当の人生は、、、。