先日、時間がある時にネットでイチローさんの引退会見をすべて見ました。
会場入りしたイチローさんの第一声が「え?こんなにいるの?」と驚くリアクションがお茶目なイチローさんらしくてニヤッとしてしまいました。
引退の決断に後悔や思い残したことはありますか?と報道陣からの質問に、「あんなものを見せられたら、後悔などもあろうはずがありません」という言葉が印象的でした。あんなものとは引退会見前の試合後、帰ることなく球場でイチローの引退を名残惜しむファンの姿。
それと、子供たちに何かメッセージをという呼びかけに、「シンプルだな〜、メッセージか〜、苦手なのだな、僕が」という言い方もらしさが出ています。こういう、ファンに何かメッセージをっていう質問って質問力が無いですよね?単純すぎて、、、。私はこういう質問をする記者ってダメだなと思ってしまいます。
イチローさんは子供たちに「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います」ときちんと答えていました。シンプルな質問に対してこの返球(回答)は素晴らしい!笑。
今思い返して印象に残っているシーンは?の問いかけもありました。これもありがちな質問ですね。笑。「時間がたったら今日が一番真っ先に浮かぶのは間違いないと思います。それを除くとすれば、いろいろな記録に立ち向かってきたんですけど、そういうものは大したことではないというか」
この、「そういうものは大したことではないというか」と言い切ってしまえるイチローさん。こういう表現がすぐ出てくるところに内面の豊かさを感じてしまいます。
「今日の舞台に立てたということは、去年の5月以降、ゲームに出られない状況になって。その後にチームと一緒に練習を続けてきたわけですけど、それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかったと思うんですよね。今まで残してきた記録はいずれ誰か抜いていくとは思うんですけど、去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれない。ささやかな誇りを生んだ日々であったと思うんですよね。去年の話だから近いということもあるんですけど、どの記録よりも自分の中では、ほんの少しだけ誇りを持てたことかなと思います。」
このささやかな誇りを生んだ日々って、去年の5月以降の試合に出られない状況になり、相当不安や苦労を重ね、自己研鑽というか、悩みの日々を送ってきたのだなと感じました。そういう苦しい時期を、誇りを生んだ日々って言えることがイチローさんらしい。
引退会見中に何度か、「僕、おかしなこと言ってます?」と報道陣に問いかける場面があるんですが、そういう姿がらしくて、ますます好感度を上げていきますね。
引退会見は1時間半くらいやってたのかな?最後のほうは似たような質問になっちゃってて、ちょっと間延びした感じになってました。会見は40〜50分の短時間でギュッと凝縮してやったほうがいいのかな?深夜の会見ということもあり、最後のほうはイチローさんも「皆さん、もう眠いでしょ?そろそろ帰りますか?」みたいなこと言ってました。笑。
引退後のイチローさんの活動がとても気になります。監督は人望がないから絶対にないと言っていましたが、監督姿のイチローさんは見てみたいですね。
いちを、イチローさんの引退会見の動画を貼っておきます。
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