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相手がいるから

オリンピック楽しんでいますか?

 

昨夜のゴルフ。混戦でした。

 

結果が気になり

最後まで見てしまいました。

(寝不足です)

 

松山英樹選手、

銅メダルおめでとうございます!

 

さて、話は変わりますが

このあいだの

ある柔道の試合でのこと。

 

解説者の方が、

 

「相手に感謝ですね。

柔道は相手がいるから

成り立つのですから。」

 

こんなふうなことを

おっしゃっていました。

 

解説者は

天理大の穴井監督だったかな?

 

直感的に「奥深い言葉」だなと

感じたんです。

 

確かに相手がいないと

試合は出来ません。

 

それは柔道に限らず

ほとんどのスポーツ競技は

相手がいて競い合って

成り立つスポーツです。

 

当たり前のことなんですが、

 

「相手がいることに

感謝をする」

 

という意識。

 

とても大事ですよね。

 

「精力善用」「自他共栄」

 

あとで調べたら柔道には、

 

「精力善用」

(せいりょくぜんよう)

 

「自他共栄」

(じたきょうえい)

 

という言葉があるのですね。

 

講道館柔道の創始者、

嘉納治五郎氏が

講道館柔道の指針として

掲げた言葉です。

 

「精力」とは心と体のこと。

「善用」は良い目的のために使うこと。

 

つまり「精力善用」とは

柔道で鍛えた心と体を

良いことに使おうという意味。

 

「自他共栄」とは

相手に対して

敬い、感謝することで

信頼し合い助け合う心を育み、

自分だけでなく

他人と共に栄えある

世の中にしようという理念から

生まれた言葉です。

 

柔道はこうした精神のもとに

営まれているスポーツなのだと

気付かされました。

 

私のように柔道に携わっていない

人間もこの精神は

大事な考え方だなと思いました。

 

相手(人)がいれば

問題や悩みも起きやすいものですが

一方で喜びも生まれやすいものです。

 

気づき、成長、楽しさ

この人生に与えてくれる

存在なのですよね。

 

だからこそ

相手(人)に感謝せねば。

 

良い気づきを与えてくださり

ありがとうございました。