· 

83歳、脱サラ農家の終農術

 

『83歳、脱サラ農家の終農術

おいしく・はつらつ・愉快に生きる』

(杉山経昌著、築地書館)

 

興味深い内容でした。

 

面白くて

一気に読んでしまった。

 

50歳から

農業を始めた杉山さん。

 

その杉山さんが

83歳に至り、終農や

杉山さんの身に起こった

さまざまな出来事と

それに対する考え方などが

細かに書かれています。

 

内容がリアルでした。

 

書き方が上手なこともあり

どんどん読み進めてしまいました。

 

魅力的な生き方をされている杉山さん

 

杉山さんは

50歳で農業を始めなければ

ある合弁会社の社長に抜擢され

社長になる道がありました。

 

その道を自ら辞退

千葉県習志野から

宮崎県綾町に移り住み

農業を営み暮らすことを

選択されました。

 

50歳までは

仕事人間だったようです。

 

しかし、ある時、、、

 

仕事中心の生活が

本当に幸せなのか?

 

高い給与が得て

真の幸せに繋がるのか?

 

疑問に思うようになった

杉山さん。

 

その気持ち

すごくわかります。

 

自分の時間や能力を

会社に売り渡している

ような感覚になったのだそう。

 

その感覚は

私は分かる気がしました。

 

本当の幸せとは

お金や地位では

得られないものなのです。

 

この本に出会えたことに感謝!

 

この本は、先日、

守谷マラソンに行った帰りに

流山おおたかの森駅前の

紀伊國屋書店で買いました。

 

たまたま

この本に出会えました。

 

本には

農業の知恵なども書いてありますが

物事の本質を考えるヒント

ところどころに書いてあって

かなりためになります。

 

私も杉山さんのような

生き方をしたいと思いました。

 

面白い本ですよ、この本は。