漫画(アニメ)から
インスピレーションを受けることが
たまにあります。
私の大好きなアニメ
「僕のヒーローアカデミア」
このアニメでは
「個性」と呼ばれる特殊能力が
物語のカギを握っています。
このアニメでの個性とは
人間が生まれつき備えている
超常的な能力のことを言います。
個性は、ほぼ4歳までに発現し、
両親のどちらか又は複合的な
個性を宿すことが多く、世界の
約8割の人が個性を持っています。
しかし主人公の少年は
個性が全く発現しなかった
無個性人間。
けれど
オールフォーワンという
No. 1ヒーローと出会い、
ある理由から
オールフォーワンが持つ個性
「ワンフォーオール」を
受け継ぐことになりました。
ワンフォーオールは
力(個性)をストックして
別の人間にその力を譲渡する個性です。
代々、
力(個性)を譲渡していくことで
世代を経るごとに
より強力、かつ複雑に混ざり
変化、進化していきました。
常人には余るほどの
強大な力(個性)へと成長している為
ワンフォーオールの力を
受け継いだ人間は
慣れるまで体が耐えられません。
しかし、この力(個性)を
自分のものにすることで
悪者を懲らしめるヒーロー活動が
出来るようになっていきます。
この力(個性)は
代々、様々な人間の手に渡り
それらの人間の
ヒーロー活動に大きく貢献してきました。
このワンフォーオールという個性。
アニメなので
作り話なのですが
我々人間にも通ずるところが
あるのではないかと感じました。
力(個性)を継承するという部分が
我々人間で言うところの
DNAと同じなのかなと感じたのです。
ある研究者によると、
我々のDNAには
自分の先祖たちのデータが
記録、蓄積されており
先祖の能力が発現することが
起こり得るのだそうです。
足が速い、力が強いといった
身体的な能力だけでなく、
その先祖が体験した記憶、
培ってきた能力も発現し得るのだそう。
その先祖のことを思い出したり
名前を呼んだりすることで
発現しやすくなるのだとか。
(定かではありません)
真実は定かではありませんが
DNAに先祖たちの情報が蓄積され
複雑に混ざり合い
変化、進化しているのだと
信じたいところではあります。
役立つ能力が発現すればいいけど
悪いのが発現したら困りますけどね。
呪術廻戦における「魂」という概念
さて、
話変わりまして。
漫画(アニメ)「呪術廻戦」。
人気作品です。
呪術廻戦にも
興味深いものが出てくるんです。
それは「魂」です。
この作品では
主人公たちと敵対する
真人(まひと)と呼ばれる
特級呪霊が登場します。
真人は
無為転変(むいてんぺん)
という術式を使います。
無為転変とは
手のひらで触れた者の
魂の形状を変える術式。
魂の形を変えれば
肉体も自在に変形させることが
可能になる恐ろしい技です。
ほとんどの人間は
真人に触れられた瞬間に
魂の形を変えられ、
死亡してしまいます。
この発想、
面白いなと感じました。
魂というものを扱った
奥深い技だなと思ったんです。
魂の形を変えて
死亡させるって凄い発想ですよね?
また、主人公の虎杖悠仁は
両面宿儺という最強の呪いの王を
宿す指を食べてしまい
そこから両面宿儺の魂が
虎杖悠仁の肉体に宿ってしまいます。
つまり肉体の中に
虎杖悠仁の魂と
両面宿儺の魂が混在するわけです。
肉体は器や容れ物で
魂は核という設定が面白いのです。
よくよく考えると
この魂という概念って
奥深いです。
意識とも違うし、命とも違うし
心や脳みそとも違う。
広辞苑によると、
「動物の肉体に宿って
心の働きをつかさどると
考えられるもの。
古来多く肉体を離れても
存在するとした」
と書かれていました。
私という魂は
オリジナルなのでしょうか?
先祖の誰かの魂なのか?
それとも
見ず知らずの人の魂なのか?
魂もDNAのように
何らかの記録、情報が
書き込まれているのでしょうか?
受け継がれているのでしょうか?
漫画や映画などの作品アイデアって
無意識領域から降りてくる
神の啓示的なアイデアもあるそうなので
もしかしたらこれらの作品にも
その力が作用しているのかもしれません。
(知らんけど)
そんなわけで今日は
漫画(アニメ)から気付かされた
人間の本質について書いてみました。
読んでいただき
ありがとうございました。