私の
知らなかったシリーズ第16弾
「セルフレジの小銭」
についてをご紹介します。
先日、スーパーに
買い物に行きました。
その店はセルフレジです。
つまり
自分で会計するスタイル。
私が
レジで会計していると
急に隣のレジが
騒がしくなりました。
男性店員と
30代くらいの男性客
が話していました。
店員「エラーになっちゃいましたね」
店員「小銭、何枚入れました?」
客「50枚くらい」
店員「50枚じゃエラーになりますね」
店員「このレジ、
小銭に限度枚数があって
入れ過ぎると
動かなくなっちゃうんです」
私「(知らなかった)」
私「(この客、
こんなに小銭入れたのか)」
初めての光景でした。
小銭の投入枚数に
限度数があったなんて。
調べたら
レジの多くは
硬貨支払いに限度枚数を
設けているとのこと。
その多くが
同一硬貨
20枚が限度。
(レジによっては
同一硬貨20枚以上の
対応機種もあるようです)
何か法律的に
規制があるのかと思い
調べてみました。
そしたら
財務省と日本銀行の
ホームページに
この件が紹介されていました。
↓財務省ホームページより。
日本銀行券(いわゆる紙幣、お札)は、
「日本銀行法」第46条第2項で
「無制限に通用する」と規定されています。
一方、貨幣(いわゆる硬貨)は、
「通貨の単位及び貨幣の発行等に
関する法律」第7条で
「額面価格の20倍まで」を限度として
通用すると規定されています。
つまり、
20枚までは貨幣による支払いを
行っても良いということです。
これは、貨幣は、
小額の取引に適しているものの、
あまりに多くの数が使用された場合、
保管や計算などに手間を要し、
社会通念上、不便となることから、
上限を設けています。
ただし、
取引の相手方の了解が得られるならば、
それを妨げるものではありません。
制限があるのですか」より引用。
また、
日本銀行ホームページには、
日本銀行法第46条第2項では、
「日本銀行が発行する銀行券は、
法貨として無制限に通用する」として、
銀行券(お札)に
無制限の強制通用力があることが
定められています。
このため、
円の支払いが必要となる
様々な取引において、
銀行券は一度に何枚でも
使うことができます。
一方、
貨幣(硬貨)については、
「通貨の単位及び貨幣の発行等に
関する法律」において、
「貨幣は、額面価格の20倍までを限り、
法貨として通用する」(第7条)
とされており、銀行券と異なり、
一種類の貨幣につき、
一度に20枚までに限り、
強制通用力を持つことになっています。
より引用。
セルフレジに限らず
硬貨での支払いには
法律上、同一硬貨20枚までと
定められているってことですね。
知らなかったです。
皆さま、ご存知でしたか?
まだまだ
知らないことってありますね。
(私が無知なだけですが)
そんなわけで今日は
支払い時の
同一硬貨限度数について
紹介してみました。
何かの気づきに
繋がれば幸いです。
読んでいただき
ありがとうございました。
次回もお楽しみ。